世界一周で感じた世界の現実|50カ国を旅して見えた格差・差別・貧困の問題

世界一周まとめ

こんにちは。Ao-haru旅のAoです。

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世界一周で感じた世界の現実|50カ国を旅して見えた格差・差別・貧困の問題

世界一周に出発する前、私は「世界の美しい景色を見たい」「日本とは違う文化を体験したい」という思いを持っていました。

実際に旅に出ると、そこには想像以上に美しい景色があり、たくさんの優しい人たちとの出会いがありました。

世界一周は、私にとって人生でもっとも価値のある経験の一つになりました。

しかし、旅で見たものは決して美しいものだけではありませんでした。

世界には、日本で暮らしているだけではなかなか実感できない社会問題が数多く存在していました。

今回は、約50カ国を旅して感じた世界の負の側面について書きたいと思います。

※あくまで私自身が旅を通して感じた個人的な経験です。国や地域、そこに暮らす人々を一括りにするものではありません。

世界一周で強く感じた「格差」という現実

世界一周で感じた格差

世界一周をして最も強く感じたことの一つが経済格差でした。

日本にいる時、私は「貧しい地域=すべてが不足している場所」というイメージを持っていました。

しかし、実際に世界を旅してみると、そう単純ではありませんでした。

例えば、経済的に厳しい地域でも、

– 大きなショッピングモール
– おしゃれなカフェ
– 高速インターネット環境

が整っている場所はあります。

では、なぜそこで暮らす多くの人が生活に苦しんでいるのか。

そこで感じたのが社会の中に存在する格差でした。

生まれた国によって変わる人生の選択肢

もちろん、個人の努力によって人生を変えることができる場合もあります。

しかし、世界には生まれた場所や環境によって、最初から大きな差があることも事実です。

教育を受ける機会。

仕事を選ぶ自由。

十分な収入を得る可能性。

日本で当たり前だと思っていたものが、世界では当たり前ではありませんでした。

また、多くの国では政治制度や社会保障制度が十分に機能しておらず、貧困から抜け出すことが難しい状況も見ました。

「世界一周=お金持ち」という言葉から感じた物価差

世界一周中、現地の人から、

「世界一周をしているなんてお金持ちだね」

と言われることが何度もありました。

特にフィリピンで言われた、

「私はどれだけ働いても、そんな旅行はできない」

という言葉が印象に残っています。

もちろん、日本から見ると世界一周にはある程度のお金が必要です。

しかし、理由はそれだけではありません。

大きな壁になるのが物価と賃金の差です。

例えば、フィリピンの英語講師から、

「マンツーマン授業1コマ100ペソ(約210円)程度」

という話を聞きました。

同じ時間働いても、国によって得られる収入は大きく違います。

日本に住んでいる私たちは、円の価値によって海外で比較的安く旅行できる恩恵を受けています。

しかし、逆の立場で考えると、生まれた国によって挑戦できることが制限されるという現実があります。

世界一周で考えさせられたこと

経済学の専門家ではないため、格差問題について簡単に答えを出すことはできません。

しかし、旅を通して感じたのは、

「人の能力だけでは決まらない、大きな環境の差が世界には存在する」

ということでした。

どの国に生まれるか。

どんな家庭環境で育つか。

どんな教育を受けられるか。

それらが人生に大きな影響を与えていることを実感しました。

世界一周で感じた差別の現実

世界一周で感じた差別

世界を旅していると、人の優しさや温かさを感じる場面が多くあります。

一方で、残念ながら差別や偏見を感じる出来事もありました。

特に印象に残っているのは、東欧やアフリカでの経験です。

アルバニアの街を歩いていた時、アジア人に対する侮辱的なジェスチャーをされたことがあります。

また、アフリカでは「チンチョンチャーン」と呼ばれることもありました。

地域によって意味合いや背景は異なりますが、外国人に対する偏見や無理解を感じる場面でした。

チリでも、通りすがりに距離を置くようなジェスチャーをされた経験があります。

差別の背景にあるもの

旅を通して考えさせられたのは、

「差別する側も、必ずしも豊かな環境で育った人ばかりではない」

ということでした。

歴史的に差別を受けてきた人々や地域でも、別の対象に対して偏見を向けてしまうことがあります。

これは非常に悲しいことですが、人間社会の中で繰り返されてきた問題なのかもしれません。

もちろん、差別的な行動が許されるわけではありません。

しかし、その背景には、

– 教育を受ける機会の不足
– 異なる文化との接触経験の少なさ
– 周囲から受け継いだ偏見

などが関係している場合もあります。

旅をして感じたのは、差別をなくすためには法律やルールだけではなく、教育や交流を通じて「知らないものを知る機会」を増やすことが重要なのではないかということでした。

児童労働と物乞いから感じた無力感

世界一周で見た児童労働

世界一周中、児童労働や物乞いをしている子どもたちを見る機会も多くありました。

日本では「子どもは学校に通うもの」という感覚があります。

しかし、世界には学校に行く前に、

「今日を生きること」

を優先しなければならない環境があります。

教育の重要性はもちろんですが、その前に食べること、生活することが必要になる。

そんな厳しい現実を目の当たりにしました。

旅行者として何ができるのか

正直に言うと、その場にいる旅行者である自分にできることは限られていました。

物乞いをしている子どもにお金を渡すべきなのか。

それとも渡さないべきなのか。

これは今でも簡単に答えを出すことができません。

私は基本的に物乞いにはお金を渡しませんでした。

理由は、短期的な支援が必ずしもその人の将来につながるとは限らないと考えたからです。

一方で、現地の商品を適正な価格で購入したり、支援活動をしている団体に協力したりすることは意味があると思います。

世界には、こうした子どもたちのために教育支援や生活支援を行っている日本人もいます。

そのような活動を続けている方々には、本当に頭が下がる思いです。

世界を旅して気付いたゴミ問題

世界一周で見たゴミ問題

日本で生活していると、ゴミ問題を意識する機会はそこまで多くありません。

ゴミを決められた日に出せば、自治体が回収し、街はきれいに保たれます。

しかし、世界には、

– ゴミ収集システムが整っていない
– 焼却施設がない
– リサイクルの仕組みが十分ではない

という地域が数多くあります。

長距離バスで移動している時、私がよく見た景色は美しい自然だけではありませんでした。

道路沿いに広がる大量のゴミでした。

「ゴミを捨てる文化」ではなく「仕組みの問題」

アフリカの一部の国では、環境保護のためビニール袋の使用を規制している国もあります。

しかし、ペットボトルについては別の問題がありました。

バスの車内から飲み終わったペットボトルを外へ投げ捨てる光景を何度も見ました。

日本人の感覚では驚く行動です。

しかし、そこで暮らす人たちにとっては、それが長年続いてきた生活習慣になっている場合があります。

もちろん、ポイ捨てが良いことではありません。

ただ、「なぜそうするのか」を考えると、単純に個人のモラルだけの問題ではありません。

ゴミを処理する仕組み。

環境教育。

社会全体の価値観。

さまざまな要素が関係しています。

以前、環境教育に関わるJICA隊員の話を聞いたことがあります。

価値観や生活環境が大きく違う中で、環境への意識を変えていくことは簡単ではないそうです。

しかし、長期的には教育によるアプローチが非常に重要なのだと感じました。

世界一周を通して再認識した教育の重要性

世界一周に出る前、私は日本で教育に関わる仕事をしていました。

旅に出る前は、海外の文化や景色、人との出会いを楽しみにしていました。

もちろん、それらは期待以上の素晴らしい経験になりました。

しかし同時に、世界にはさまざまな社会問題があることも知りました。

格差。

差別。

児童労働。

環境問題。

これらの問題を見て感じたのは、多くの問題の根底には「教育」が関係しているということでした。

教育が未来の選択肢を広げる

もちろん、教育だけですべての問題が解決するわけではありません。

政治、経済、社会制度など、さまざまな要素が関係しています。

しかし、教育によって人が得られるものは非常に大きいと思います。

例えば、

– 自分で考える力
– 異なる価値観を理解する力
– 将来の選択肢を広げる力
– 問題を解決する力

こうした力は、人生を大きく変える可能性があります。

世界を旅して感じたのは、「どこに生まれたか」だけで人生の可能性が決まってしまう現実があるということでした。

だからこそ、教育によって一人ひとりの可能性を広げることには大きな意味があると感じました。

まとめ|世界一周で見たのは美しい景色だけではなかった

世界一周では、人生で忘れることのできない美しい景色を見ることができました。

親切な人たちとの出会いもありました。

日本では経験できないような、多くの学びもありました。

しかし、同時に世界にはまだ多くの課題が残されていることも知りました。

格差によって生まれる機会の差。

偏見から生まれる差別。

生きるために働かなければならない子どもたち。

十分な環境設備がないことで起こるゴミ問題。

日本で当たり前だと思っていたことが、世界では決して当たり前ではありませんでした。

世界一周を経験したことで、私は改めて教育の重要性を感じるようになりました。

世界には簡単には解決できない問題がたくさんあります。

しかし、その解決への第一歩は、人が学び、考え、行動できる環境を作ることなのではないかと思います。

これからも教育に関わる一人として、目の前の子どもたちにできることを続けていきたいと思います。

世界一周は、ただ景色を見る旅ではありませんでした。

自分自身の価値観を広げ、世界を見る視点を変えてくれた経験でした。

 

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