こんにちは。Ao-haru旅のAoです。
教員を辞めて世界一周をしていました。(現在はまた教員やってます)
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リアルタイムはインド。
留学中の授業での一コマ
フィリピン人の母国語は英語ではありません。
タガログ語のほかに170語の言語があるといわれています。
そこで、公用語として英語を用いています。
だから、早期から英語に力を入れて、数学や理科など他の科目も英語で授業をするそうです。
だからついてこれない子は全くわからないそう。
先生たちのバックグラウンドもさまざま。
ある先生は、小さいことはものすごく貧しかった。
(イメージ)
お父さんは薬をやっていたり、毎日お酒を飲んでは母や私を殴っていた。
この生活を抜け出すには勉強していい仕事につくしかなかった。だから必死に勉強した。
と言っていた先生。
また、ある先生は、自分の両親はお金がなくて大学に行かせてもらえなかった。たまたま叔母が、看護学科ならお金を出してくれるといって特に看護を学びたかったわけでもなかったけど、看護を学びに大学にいった。病院で何年か働いたけど、ほんとににやりたいことではなかった。だから今、看護師を辞めて、先生をしているの。
と。
またよくこんなことも言われました。
あなたたち日本人は日本人に生まれてラッキーだよ。
円の価値は高いし、町はきれいだし、政治は汚職なくちゃんとしているし、治安はいいし、外国にも簡単に行ける。
でも私たちにはそれができない。
フィリピン人の日給は平均で約380ペソ(その先生曰く)。約700円ほど。日本の時給ほどしかありません。だから多くのフィリピン人が家族を残して日本などの先進国に出稼ぎにいくそう。
日本に生まれて幸せ。日頃はあまり考えないけど、外国の人に面と向かっていわれるとなんかびくっとしました。
日本に生きていてそれをどれだけ感じることができているだろう。
でも、そのメリットを存分に使いつつ、世界に還元したいとも思いました。
でも、私はお金はないけれど、家族をいることができて幸せだわ。
日本人はあまりそうではないんでしょ
とも言われました。
幸せっていろいろな形があるのだと改めて考えさせられる日々です。
同じように生き方について考えさせられる体験もしました。
フィリピンの海岸部に住むバジャウ族を語学学校のみんなと一緒に訪れたことです。
バジャウ族とは?
元々フィリピン南部のミンダナオ島にいた一人の男性が、セブ島のマンダリンに集落を開拓したのが現在のセブ島におけるバジャウ族の村が出来たきっかけだそう。
行き方
まず、Gaisano Jai Alai(ガイサノモール)までタクシー等で移動します。
そこからこんな感じで進んでいきます。
橋の方へ
ここの脇道に入っていきます。赤い看板が目印です。
ここを右
しばらくいくとほんとに狭いですが、こんなところがでてくるので、矢印の方向に行くとすぐバジャウ族の村につきます。
周りの人が教えてくれますが、怖くて一人ではいけません。
バジャウの子供たちです。
ここからバジャウ族の女の子と結婚してバジャウに住んでいるヒロムの家まで行きます。
(ヒロムについては→http://hiromumatsuda.hatenablog.com/)
これがだいぶ奥の方にあって大変です。
こんな細い板の上を通っていかなければいけません。下にはごみがたくさん浮いています。
ヒロムの家の前が最難関。なんと木がめっちゃ細いうえに固定されていません。地元の子供はすいすいいきます。慣れってすごいですね。
バジャウ族のみんなと歌を歌ったり、話たり、お酒を飲んだりとまったりとした時間を過ごしました。
時間の流れがゆっくりでした。
すごい環境(彼らからしたらふつうなのかもしれません)で生活しているのに、不思議と幸せそうに見えました。
幸せって難しいですね。
お金があることなのか。
ものがあることなのか。
安全であることなのか。
清潔であることなのか。
愛があることなのか。
1つ選ぶことはできませんが、人それぞれさまざなない生き方があるのだと再認識することができました。
語学学校の先生にバジャウ族の村に行ってきた話をすると少し引いていました。フィリピン人?からするとあそこはスラム街で、村から出てきてはものを盗んだりするのであまり印象はよくないとのこと(あくまでその先生の主観です)
いろいろな見方があるのだと再認識。でも、実際に見てみないとわからない。そんな刺激的な訪問でした。
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